七飯町上軍川にある「ガロハーブガーデン」を取材
日々の出来事
ガロハーブガーデンは30年ほど前に開業したハーブ専門の農園です。
現在は2代目の息子さんを中心に創業者のお父様と、加工品の製造を担当するお母様と農園を切り盛りしています。
ガロハーブガーデンでは、ミント、カモミール、セージ、タイム、バジル、イタリアンパセリ、チャービル、ディル、ルバーブ。
これらのハーブ類とこれらを使った加工品と、それに加えて現在は蜂蜜の販売を行っています。
後を継いだ息子さんは、お父様にこの仕事をやってみないかと誘われて、やってみようかなと思い、この仕事に携わることになったそうです。
10年以上のキャリアを重ねた今では、責任と自覚が芽生えたそうです。
ガロハーブガーデンは有機農法に取り組んでおり、農薬・化学肥料は使わず、自然の持っている力を最大限に活用することで生産活動を行っています。
土に与える堆肥も、自生している草の堆肥を与えています。
また、農薬に替わるものとして、松脂などを配合した天然の飼材を使って害虫を防いだりしています。
ここでは書ききれない、沢山のことを教えていただいたのですが、息子さんに年齢を聞いたらまだ31歳という若さ…
しかし、発する言葉の力強さから、今まで自分がやってきた農業への自信や、これからへの意気込みのようなものがひしひしと伝わってきました。
どの農家さんも後継者で悩んでいるのですが、ガロハーブガーデンには後継者がおり、しかも若くして第一線で活躍されているというのは非常に驚きです。
七飯町の農家さんも高齢化が進んでいるのが現状ですから、今後このように若くして活躍できる人材が増えていくことが望まれていると、改めて強く感じました。
写真はバジル畑になります。