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〔第3回〕五稜郭商店街振興組合の会議に参加

昨日は、五稜郭商店街振興組合の会議に参加させていただきました。

今回の会議は、過去2回開催した会議の最終回で、第2回の委員会の際にご提案させていただいた事業や方向性の中でも、委員からの賛同がより多く得られた、空き家・空き店舗を活用した「ゲストハウス」事業についての提案をさせていただきました。

ゲストハウスや、類似する点の多い「シェアハウス」「シェアオフィス」について、弊社も専門的な知識はほとんどゼロの状態でしたので、スキルアップの兼ねていろいろと勉強させていただきました。

勉強して理解できたことと、これまでいくつかの商店街様とお仕事をさせていただいたことで知ることができた「商店街の抱える問題点」とを融合し、たどり着いた答えは、商店街が実施するのであればゲストハウスの運営ではなく、シェアハウスの運営でした。

商店街は各個店の集合体なので、本業である個店の営業が最優先になります。ですので、事業をやるにしてもイベントをやるにしても、必ず「人手」の問題が出てきます。

接客や清掃といった「管理」が必要なゲストハウスを、商店街が運営するとなると、管理人が常駐しなければならず、その「人手」の部分が一番のリスクになると考えられます。

一方、シェアハウスは、一般のアパート・マンション同様に、管理人の常駐の必要がないため、商店街にとってリスクとなる「人手」の問題が解消されると考えました。

上記を踏まえ、その先進的事例や、市の助成金の活用可能性などについて、お話させていただきました。

その後の意見交換では、本町に事務所を借りているが賃料の問題で本町界隈からの移転を考えているといった、近年の商店街をとりまく厳しい状況に関するご意見もありました。さらに、こういった状況は1社2社の話ではないとのことでした。

それであれば、急ぎで取り組むべきなのは、ゲストハウスでもシェアハウスでもなく、シェアオフィスなのかもしれません。

本委員会の講師でもある株式会社KITABA・神長様は、シェアオフィスのあるビルの別フロアがシェアハウスだったり、ゲストハウスの運営会社がシェアオフィスに入居していたりと、「ゲストハウス」「シェアハウス」「シェアオフィス」を融合させた新しい形があってもよいのではとおっしゃっておりました。

今後、上記のような事業を計画する場合は、「商店街が実施する意味」や「商店街全体にどのような効果をもたらすことができるのか」を考える必要があると強く感じました。

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