本日は、弊社が色々お手伝いをさせていただいております、函館都心商店街振興組合様に対して、函館大学・田中教授と高橋コーディネーター、1年生11名が、商店街活動のヒアリング調査のために訪問されるとのことで、同席させていただき、商店街の概況や今後の方針について、説明させていただきました。

 

「商店街の活性化」そして「北海道新幹線の開業に向けた対策」の２つが、ヒアリングの主題でした。

「北海道新幹線の開業に向けた対策」については、メディア等でも報じられている通り、まずは、北関東以北の沿線自治体に対しての働きかけにより、来函者を増やすことが重要だと考えます。
これには、商店街単独の力ではどうにもなりませんので、行政・民間が力を合わせて、働きかけていくほかありません。
その後、来函者を商店街に誘引するのは、商店街の腕の見せ所であり、ここが早急に解決すべき課題です。
そのために、現時点ではまだ、大門商店街に求められる役割・機能・ニーズ、これらを収集する段階だという説明をさせていただきました。

「商店街の活性化」、これは一人一人が「どうすれば活性化すると思うか？」を具体的に考えることが、活性化につながることだと思っています。
学生の中には道外出身者もおり、「函館」の活性化の方法については、なかなか思案しづらいのかもしれません。
が、自分の地元と置き換えて考えたり、商店街を取り巻く様々な要因（人口減少、後継者不足、大型店舗の進出、など）を洗い出して考えてみたりすると、具体的に思案できるものだと思います。

地元の人間かそうでないかに関わらず、若者の意見やパワーは、まちづくりに必要不可欠です。
近いうちに、また函館大学の皆様と意見交換ができる日を楽しみにしています。

貴重な経験をさせていただきました、田中教授、高橋コーディネーター、学生の皆様、ありがとうございました。