七飯町鶴野にある小田切農園
日々の出来事
今日は、七飯町鶴野にある小田切農園さんに取材にいっていきました。
小田切さんは4代続く農家の4代目で、キャリアは40年を超える大ベテランです。
小田切さんの農園では、トマト・きゅうり・アスパラ・かぼちゃなどの野菜や、カーネーション・アルストロメリアなどの花卉を栽培しています。
私が取材に行った時は、ちょうど玉ねぎの収穫中でした。
畑に可愛く横たわる玉ねぎ、その可愛さとは対照的に遠くにいても存在を主張する強い香り。
近寄っていないのに涙が出そうな感覚でした。
さてさて、小田切さんを取材させていただいての感想ですが。
やはり、後継者の問題というのは農家さんにとっては大きい問題だと「痛感させられました。
特に小田切さんのような規模の大きい農家さんにとっては、本当に解決が急がれる問題だと感じました。
農家さんを何件か取材させてもらいましたが、お子さんに農家を継ぐことを強制した人は1件もいません。
親である皆さん自信が強制されていない方も多いので、自分の子にも強制する気はないと皆さんおっしゃっています。
しかし、本当は皆さん近しい人に後継者になってもらえるのが最善であると私は察しています。
でも、現実的にはそうなっておらず、事実、後継者問題は存在するわけで…
どんな治療をすれば、農業の後継者問題が解決するのか。
弊社でいつも考える「根本的問題の所在」を考えなければいけない事例がここにもあります。
まだまだ、農家さんへの取材を継続して、思案のヒントを得ていきたいと思います。