七飯町桜町にある「田中農園」を取材
日々の出来事
昨日は七飯町桜町にある田中農園を取材させて頂きました。
園主の田中さんはこの地で6代続く農家として、50年以上農家を続けてこられました。
昔は、じゃがいも、長芋、てんさいを生産する農家でした。
現在は、じゃがいも、大根、かぼちゃ、枝豆、スイートコーン、ブロッコリー、お米を生産しています。
田中さんのお話を聞いて印象的だったのは、田中さんの同世代の抱える問題点についてでした。
現在、田中さんの世代である65歳以上の農家さんは分岐点に立たされており、体力的な問題から、このまま農家を続けるのか、規模を縮小して継続するのか、農家をやめてしまうのか、今後の方向性について悩む年代だと教えてくれました。
諸先輩方の中には、農家をやめてしまった人も多く、後継者が少ない分、辞めてしまう農家がいると、七飯町の生産活動が低下してしまうことを危惧していました。
だからこそ、自分たちの世代がもう少し踏ん張って生産活動を維持していきたい。そのための支援があるともう少し続けることができると話してくれました。
現在、奥様と2人3脚で農業を行っている田中さん。2人の限界点を超えないように、何とかこれからも美味しい作物を消費者意届けて欲しいと思いました。