旭川平和通商店街振興組合を視察
日々の出来事
先日、旭川市の旭川平和通商店街振興組合を視察させていただきました。
旭川平和通商店街振興組合は、全国の商店街で始めて歩行者専用道路(歩行者天国)を作った商店街であり、それが今なお続く異色の財産として引き継がれています。
現在旭川では駅前・平和通商店概周辺地区の再開発が進み、平成21年の閉店により、その跡地の有効利用を望む声が多かった旧丸井今井旭川店は、現在フィール旭川という商業施設と公共施設が同居する生活拠点施設へと姿を変えました。
また、まちづくり会社によるフードテラスも、飲食店に加え官公庁が集積している生活拠点施設で、施設もガラス張りの近代的なデザインで、非常に目を引くものでした。
旭川平和通商店街には参考にすべき点が沢山ありました。
まず1点目は、先を見越した街づくりを行っていることです。
写真を参照していただけるとわかっていただけると思いますが(写真が小さかったらすみません・・・)、将来像を図にして商店街事務局に掲示していました。
文章や説明だけで終わらず、具体的なイメージとなっている点は、まちづくりを進めていく上で非常に重要な点だと思いました。
商店街やまちづくりを進めていく上で、共有できるイメージはよりわかりやすい形で提示していく必要性があると感じました。
2点目として、関係各所(公的機関等)との連携がしっかりできているという点です。
フィール旭川やフードテラスは、官公庁機関が沢山入居していますが、これが旭川市と商店街が連携していなければ前進しない計画であると思います。
また、先ほどのイメージを立体的に表現している模型があるのですが、これは東海大学旭川キャンパスの学生と連携して制作したそうです。
このように、まちのこれからを共有・賛同する団体と密な連携が取れている点は、まちづくりをする上で参考にしなければいけない点だと感じました。
まだまだ、参考になる点を事務局長から聞かせていただける予定だったのですが、時間の関係で長く滞在することができませんでした。
が、ざっくばらんに色々なことを教えていただき、親交を深めることができ、学ぶ点も多かったように思います。
旭川平和通商店街の方々、金丸事務局長、ありがとうございました。