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七飯町中島にある「岡田農園」を取材

20131003岡田さんは、父の後継者として農業を継いだ5代目の農家です。

岡田農園では、米、にんじん、かぼちゃ、じゃがいも、なす、ピーマン、トマト、たまねぎなど色々な野菜を作っています。

中でも力を入れているのはとうきみで、現在栽培しているのはゴールドラッシュ88という品種で、この品種の特長は強い甘みと日持ちする点が特徴です。

今まで色々な種類のとうきみの栽培を試しましたが、その最高傑作ともいえるのがこのゴールドラッシュ88です。

岡田農園のゴールドラッシュは、通信販売でも購入することができ、大変人気の商品で、私が取材したときも通販出荷用のゴールドラッシュ88の箱が山積みになっていました。

岡田さんは、ゴールドラッシュをもっと沢山の人に食べてもらえるように販路の拡大を目指していきたいとのことでした。

もちろん他の野菜も直販や通販を通して色々な方に食べてもらえればと話してくれました。

そのためにも、現在の人脈からさらに人脈を拡大させていき、色々な事業展開を一緒に考えてくれる人と出会えればと話してくれました。

その1つとして、加工品の販売を計画中で、岡田農園の規格外の野菜をつかった商品の開発を、知人の会社と共に進めていると教えてくれました。

規格外の野菜を加工することで製品率も上がり、収入の増加につながるだけではなく、環境にもやさしい取り組みだと思うので今後積極的に加工品の開発を行っていきたいと話してくれました。

最後に、岡田さんの息子さんが農家を継ぎたいということで、七飯に戻ってきたので、私がこれまで取材した農家さんと異なり、岡田農園には後継者います。

岡田さんにとって、息子さんにノウハウを教えてより農園を拡大していくという新たな目標ができたと思いますので、これからの岡田農園さんの発展がますます期待されます。

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ななえ牛肉カレー祭に参加してきました

201309279月22日(日)は、七飯町城岱牧場にて行われた、七飯大沼国際観光コンベンション協会主催の「ななえ牛肉カレー祭」に参加してきました。

私は、準備から手伝わせていただいたのですが、私が到着した9時頃にはすでに何名かの人が会場付近をウロウロ…

テント張り、資材運搬などをしていたら10時頃に。この頃には、落ち着き無くウロウロしているお客さんが多数…

10時半ころにはカレーを運搬し温め始め、販売する果物や野菜も陳列開始。と同時に散り散りになっていたお客さんが行列をなし始める…

開始直前には、200名を超える人の列が…

ちなみに準備しているカレーは150食分で、その内訳は

レストラン★梓×50、チャレンジビーフ黒べこ×50、山川牧場モータウンカフェ×50の計150食

各店舗10食分程度多めに作ってくれたのことで、約180食

それでも足りないのは明らか・・・

11時。販売開始。次々と売れていくカレー…
(ちなみに自分は冷やした夢水氣(大沼の水)を拭いて渡す係)

あっというまに、チケットの分150食が完売…

ここからはチケットは無いけれど、無くなるまで販売できるというサバイバルタイムが開始される…

ルーが残っていたので、当初の予測よりは多くお客さんに提供できるのかと思いきや、ライスがなくなるまさかの事態…

結局予測くらいを提供し終了。

カレーにありつくことができなかったお客さんの中には、思わず叫んでしまう人もいました。

協会としてこのカレー祭を開催したのは今年が初めてなので、多少の不手際があったかもしれませんが、みなさんどうか寛大な心で対応してあげてください。

しかし、個人的にはあんなに沢山のお客さんが来るとは思ってもいなかったです。

何なら自分もお客の1人としてカレーを食べようかな!とも思っていたのは甘い目論見でした…

やはり日本人はカレーがすきなんだなと再認識しました。

また、当日は玉ねぎとジャガイモの袋つめ放題も開催したのですが、これもスタートしてすぐに終了。

逆に私はこのつめ放題に魅力を感じました。

収穫祭的なお祭りに、カレーも食べれて、城岱の上から望む大野平野、駒ケ岳、函館山、建設途中の新幹線高架は絶景で

このお祭り、来年以降が楽しみ棚と思いました。

周知の方法や、体験できるコンテンツの種類次第では、協会のイベントとして収益性と話題性を確保できるものになるのではないかと思いました。

ちなみに、少ない量ですが、しおからとバターを添えたゆで芋(100円)も一瞬にして完売。

満足感も満腹感も満たすことができなかった方が沢山いたと思いますが、可能性を感じさせるお祭りでした。

七飯大沼国際観光コンベンション協会のスタッフの皆さん、七飯町役場商工観光課の皆さん、シルバー人材センターの皆様、お疲れ様でした。

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七飯町軍川にある「久保田牧場」を取材

20130922昨日は、七飯町軍川にある「久保田牧場」取材させていただきました。

久保田さんは、先代である父から農業を継承した2代目の農家さんです。

先代は稲作、畑作、乳牛を展開する農家さんでした。

乳牛から獲れる牛乳を使ってチーズ作りを開始した昭和58年ごろから、徐々に酪農に特化した現在のスタイルへと変わっていったそうです。

また、現在のスタイルは、久保田さんが魅せられたフランス農業の影響を踏襲したもので、農家が生産して農家が加工したものを消費者の届けるという、6次産業化のさきがけ的なスタイルで、久保田さんは長年これを実践してきました。

今の牧場の形になったのも、日夜文献や資料を見て勉強を重ね、自分のイメージとしてある理想形に近づける努力を惜しまずにやってきた賜物なんだと感じました。

どうやったら人にきてもらえるのか?を常に考えて牧場経営をおこなってきた久保田さん。

その動機となっているのが、高校を卒業し、友人たちが都会で就職するため七飯町を離れてしまうという時のこと…

「友達もいない中、一生このまま、この仕事を、この何も無い場所で続けてくのか・・・」

「いや、友人や都会の人々がここに来るように、人を呼び込む場所を作ればいい!」

という逆転の発想が今の形を作るきっかけになったそうです。

今では道内外から、たくさんの観光客が久保田牧場を訪れてきており、

「若いカップルや家族連れがアイスクリームを食べて美味しいといってくれるのは嬉しいですね。」

「お父さんが芝生の上に横になって、気持ちよさそうにしているのを見ると、作ってよかったなと思いますね」

と、久保田さんは話してくれました。

現在、酪農施設に加えて、アイスクリーム・チーズと肉牛をそれぞれミルクパーラーとチャレンジビーフ黒べこで提供している久保田さん。

でも、久保田さんの頭の中の未来予想図の今の完成度は6割程度。

「もし、夢を持った若い世代が久保田牧場の門を叩いてきた場合、そういった方次第でまだまだ展開の余地があると思っている。夢を共有して、一緒に展開していきたい。それが残りの4割です。」

と笑顔で話してくれたのが印象的でした。

久保田さんのお話を聞かせていただき、世間が考える第一次産業のマイナスイメージは、農業者にとってはプラスイメージであることを強く感じさせられました。

その根本は、農業がすきであること。自然が好きであること。好きだから追求できる。それを教えられた気がしました。

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七飯町仁山にあるついき農園を取材

20130920昨日は七飯町仁山にある「ついき農園」を取材させていただきました。

築城さんは、4代目の農園主になります。

ついき農園は有機農業で有名な農園なのですが、有機農業にたどり着くには色々な苦労があったと教えてくれました。

築城さん自身が農薬の影響によって体調不良が続いたこと。

親交のあった八百屋さんが有機野菜を取り扱っており、影響をうけたこと。

自身の子どもたちがまだ小さく、本当に体にいい野菜を作ろうと思ったこと。

この3点が転機となり有機農業を開始することになりました。

しかし、築城さんが有機農業を始めた頃、まだまだその手法は広く認知されておらず、奇妙なものを見る目で見られたそうです。

そんな苦境にもひるむことなく、人の健康に資する野菜の提供を目指して徐々に認知されて始めると、周りの目も変わっていったそうです。

がんに対する免疫力が高い人参はあるお医者さんから絶賛されたこともありました。

卵アレルギーの人でも食べることができる鶏卵の生産し、感謝されたこともありました。

そんな消費者の方の声に答え、少しでも人々の健康に寄与することができればという一心で、ひたむきに農業と向き合っている築城さん。

そして、取材を通して感銘を受けたのは、築城さんの一家が築城さんのポリシーを共有し、手を取り合って農業に携わっていること。

後継者不足が叫ばれる昨今で、家族が中睦ましく農業経営をしている光景は、昔懐かしささえ感じましたが、回帰していかなければならない姿にも見えました。

自分の仕事に誇りを持つ、親の仕事に誇りを持つ、親の姿をみて学ぶ、農家の理想啓を見た気がします。

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七飯町鳴川のみやご果樹園

201309131昨日は七飯町鳴川にある「みやご果樹園」を取材させていただきました。

みやご農園は、赤松街道をが一番美しく見える大中山鳴川間の鳴川側の終点近くにあります。

りんご畑は、国道5号線と函館新道の間に緩い斜の農地に広がっています。

畑からは、函館山・大野平野が一望できます。建設途中の北海道新幹線の高架も見ることができます。

英子さんは2代目の園主で、初代のお父様が大中山にある宮後さんの分家として鳴川に移り住み農業を開始したそうです。

英子さんは非常にエネルギッシュかつスタイリッシュで、失礼を承知で年齢を聞いてみると、私の両親とほぼ同い年…

その雰囲気からは私の両親には無い、心身の若さが滲み出ていました。

現在、みやご農園では、りんご・プルーンを主力として栽培しています。

その他、もも、さくらんぼ、ブルーベリーなども栽培しています。

そんな、みやご農園さんのこだわりは、「適期収穫」と「選別」のだそうです。

「適期収穫」は、読んで字のごとく、一番いい時期に収穫するということです。

ベストタイミングでの収穫は、長年の経験がものを言います。

ベテランパートさんと力を合わせて広い農地にあるたくさんの果実をスピーディーに収穫しています。

もう1つのこだわり、「選別」は、大きさや品質の基準で作物を分類する作業です。

この「選別」は、先ほどの「適期収穫」とは異なり、宮後さんがほぼ一人で行っています。

この作業を経て、お客さんの下へ供給されるため、ここで不手際があってお客さんをがっかりさせるようなことがあってはいけない。

万が一あった場合も、パートさんに責任を取らせるわけには行かない。

そんな強いプロ意識の元、この2つの作業が行われいるのです。

繁忙期には、伝票記入・整理や決算などと平行して日々の作業を行わなければなりません。

労働者として、生産者として、経営者として、当たり前といわれればそうかもしれません。

ですが、当たり前を当たり前にやるには辛い仕事だなと改めて感じました。

ましてや、女性には本当に本当に辛い仕事だと思います。差別的な発言に聞こえたらすみません。

ただ、私は本当にそう思うし、現にフォークリフトを乗りこなす英子さんをみて、かっこいいと最初思いました。

しかし、ここまで辿り着くまでの苦労を勝手ながら考え始めたら本当に苦難の連続だったんだろうと思いました。

今後の課題は、業務の効率化を図ること。

業務の効率化という点からも、観光果樹園としての発展させていくことは効果的なんだと教えて頂きました。

理由は、収穫体験やオーナー制が今より普及すると収穫はお客さんが行うため、作業にかかる時間が短縮できるからとのころと。

「今後は、観光果樹園をより進化させ、お客さんの都合で果樹園に来てもらって、いつでもお客さんの要望に答えられる環境を作りたい。」

ちっとだけ遠くを見るように、そう話してくれました。

宮後さん、お忙しい中、ご協力ありがとうございました。

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七飯町鶴野にある小田切農園

IMG_17031今日は、七飯町鶴野にある小田切農園さんに取材にいっていきました。

小田切さんは4代続く農家の4代目で、キャリアは40年を超える大ベテランです。

小田切さんの農園では、トマト・きゅうり・アスパラ・かぼちゃなどの野菜や、カーネーション・アルストロメリアなどの花卉を栽培しています。

私が取材に行った時は、ちょうど玉ねぎの収穫中でした。

畑に可愛く横たわる玉ねぎ、その可愛さとは対照的に遠くにいても存在を主張する強い香り。

近寄っていないのに涙が出そうな感覚でした。

さてさて、小田切さんを取材させていただいての感想ですが。

やはり、後継者の問題というのは農家さんにとっては大きい問題だと「痛感させられました。

特に小田切さんのような規模の大きい農家さんにとっては、本当に解決が急がれる問題だと感じました。

農家さんを何件か取材させてもらいましたが、お子さんに農家を継ぐことを強制した人は1件もいません。

親である皆さん自信が強制されていない方も多いので、自分の子にも強制する気はないと皆さんおっしゃっています。

しかし、本当は皆さん近しい人に後継者になってもらえるのが最善であると私は察しています。

でも、現実的にはそうなっておらず、事実、後継者問題は存在するわけで…

どんな治療をすれば、農業の後継者問題が解決するのか。

弊社でいつも考える「根本的問題の所在」を考えなければいけない事例がここにもあります。

まだまだ、農家さんへの取材を継続して、思案のヒントを得ていきたいと思います。

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~「函館港まつり 花火大会」を見に行ってきました。~

20130802港祭りの花火大会を見てきました。

8月1~5日で開催される港祭りの口火を切るのは毎年恒例の北海道新聞の花火大会です。

毎年、市内の老若男女が、「函館にこんなに人がいるのか?」というくらい函館湾付近に集結します。

今年は7月27・28日に行われたGLAYの野外ライブの影響か、例年より人が多い印象でした。

私は東京暮らしが長かったので、人ごみは慣れているのですが、函館であれだけの人の中に囲まれるというのは滅多にないことなので、「ここは東京か!」と錯覚してしまいます。

ふと考えると函館とか道南という地域は花火大会や夏のお祭りが多いような気がします。

7月の14日に行われた、函館新聞主催の花火大会。

GLAYの野外ライブと同じ日程で行われた七飯町大沼湖水祭り。北斗市夏まつり協賛花火大会。

8月の15日に行われる森町納涼祭。

8月の17日に行われる湯の川温泉花火大会。同日日程で行われる鹿部町海と温泉の祭。

私の知人もこのうちのどれかには必ず参加しています。

函館や道南の人にとっては、夏の花火というのは、小さいころから根付いている習慣のようなものなのかもしれません。

北海道新聞花火大会の昨年の人出が7万人で、函館市の人口は約28万人。

このデータがらも、いかに花火大会が市民にとって花火大会に愛着があるかが見て取れます。

前回のブログも似たような話が書いてあったと思いますが、こういったイベントはいかに市民の心の中に根付くかというのが重要だと思います。

28万人の函館市の四分の一の人間が1日のわずか数時間のために、一箇所に集結する。

この原動力とはなんなのか。新たなイベントを考える際、こういったところを突き詰めて考えていけばヒントが得られるかもしれません。

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大門商店街はGLAY一色

GLAY_20130726GLAYライブが行われる前日大門商店街にてクライアントとの打ち合わせが終わった19時過ぎ。

外がやけに騒がしいと思って近くを歩いていたら、グリーンベルトにたくさんの露店が軒を連ねていた。

どうやら明日・明後日のGLAYのライブにあわせた企画らしく、明日を本番に控えた地元民・観光客の高揚感を煽っていた。

市役所側では、今回のライブ公式グッズが販売されており、500人ほどのファンが列を連ねていた。

お目当ての商品の売り切れを心配する表情を浮かべるファン、無事に買うことができて安堵の表情を浮かべるファンなど、当日会場で見ることのできる風景を前日にも見ることができた。

今回のGLAYのライブのために、会場である緑の島は改修が行われた。

改修を経て、2万5000人の徴収を収容できる野外ライブの会場に生まれ変わったわけである。

今回のライブの収用人数と函館市の宿泊のキャパシティは「≒」で、ホテルはずいぶん前から満室状態に。

それだけに経済効果を期待する人も少なくない。

いろいろなことに言えるとおもうが、単発で行うことにはあまり意味がないと考える。

今回のGLAYライブを契機に、函館の緑の島が北海道野外ライブの聖地になり、毎年いろいろなアーティストによるライブなどが行われ、緑の島のイベントを市民の中に根付かせることが重要であると考える、

市民の気持ちがついてこないと、地域の盛り上がり、地域の協働という部分が弱くなる。東京オリンピックも世論的に言えばそうなのかもしれない。

大事なのは、一体感とかコンセプト・アイデンティティとか誇りとかそういった部分を共有できるかだと思う。

今後も永続的に市民のシンボル的な行事として函館の地に、緑の島での野外ライブが根付くことを切に願う。

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「わたしの体験したディズニー流リーダーシップ」セミナーに参加してきました

20130603リーダーシップを身につけるためには、自分があこがれるリーダーシップを持つリーダーに出会うことが重要であると、今回のセミナーの講師、有限会社香取感動マネジメントの社長、香取貴信氏がおっしゃっていました。恐怖・権力・ペナルティ。こういったもので部下を統制することは可能です。しかし、それは、部下の立場からすれば、その場だけ従っているだけで心のそこから動いていないのです。共感や感動を与えることができ、魅力的な上司であれば、部下は自主的に動くようになります。なぜなら、人は憧れている人の言うことは、自然に聞いたり真似したりするからです。

憧れを持ってもらう人にはどうしたらなれるのか。それは、尊敬できる人間をたくさん持つとなれると、香取さんはおっしゃっていました。すなわち、相手のいいところを素直に認めることができる人になれということです。

これは、自分の先輩に限ったことではなく、後輩でもいいわけです。

ずっと尊敬できる人間に会いたいと思っていた香取さんですが、なかなかそういう人に会えずにいました。それでも、会いたい会いたいと思い続けていれば必ず会えると先輩に教えられていた香取さんは、ついに尊敬できる人に会うことができました。それは、後輩キャストの方で、彼はトイレで用を済ませ手を洗い終えた後、自分が汚した洗面台をきれいに拭いていました。それに驚いた香取さんは、「おまえ、すげーな!!!」と思わず大声で言ってしまったそうです。後輩は、自分にとっては日常の所作に過ぎないことだったので、香取さんが何で驚いているかわからなかったようで逆に驚かれたようです。

香取さんは後輩であろうと、自分がすごいと思ったことは全て真似をしてみたそうです。真似をしてみて、自分に合わなければやめればいい。でも、いいと思ったら自分もやってみる。それが香取さんのスタンスでした。

そういった香取さんのスタンスが、後輩の気持ちを動かしたり、掴んだりするきっかけとなったのではないでしょうか。また、リーダーが自分たちの努力を見ていてくれることは、後輩たちのモチベーションになっていたのではないでしょうか。

また、香取さんは言葉の持つパワーにも言及していました。

言葉というのは、強大な力を持っている。だからこそ、決してマイナスの言葉は使わず、悪いことを注意したりネガティブな内容の会話をしたりする時でさえも、なるべくプラスの言葉で表現することが重要であるとおっしゃっていました。

このことを意識する前の香取さんは、ついつい相手を否定するような注意の仕方をしたり、上司に対しても、「はい。わかりました。でも・・・」(=お前はいつもYes,but…と言うねと、外国人の講師に揶揄されたこともあるそうです。)のように素直に受け入れることができていなかったと、自身を振り返っていました。しかし、このことを意識するようになってから、先輩や後輩に慕われるようになりました。それだけではなく、自身の毎日も楽しくなったとおっしゃっていました。
このような後ろ姿を、後輩たちに見せることこそ、リーダーシップなのだと思います。

「自分は若い人間だからまだまだ先輩に甘えてもいいや。」とか、「自分はリーダーという器ではないな。」と思って、ついついリーダーシップという言葉から自分を遠ざけているということはありませんか?私はありました。

しかし、どんなに若い人間でもどんなにリーダーという器でない人間でも、組織に身をおいている限り、組織やチームの大小こそありますがリーダーというポジションでリーダーシップを発揮していかなければならない場面は必ずやって来ます。

そういった場面で、先輩からも後輩からも慕われ、組織をひとつにしていける人間になりたいと私は思いました。そして、それは、私を含めて皆さんが考えているほど難しいことではないということがわかりました。できることの積み重ねや継続、ちょっとした発想の転換が大事なんだなということを学びました。
私の夢(ここでは言いませんが・・・笑)の実現には、今回学ばせてもらったリーダーシップは必要不可欠です。今回のセミナーは自分にとって本当に本当に有意義なものでしたし、久しぶりに心のそこから感動し共感しました。今回このセミナーに参加できたことが、後に自分を振り返るときにターニングポイントだったといえるように、学んだことを実践していきたいと思います。

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おとひめ昆布、頂戴しました

20130527今日は取引先のお客様との打ち合わせがありまして、その方のおうちにお邪魔しました。

帰り際、お土産に頂いたのが、この「おとひめ昆布」。
恥ずかしい話ですが、函館で暮らしていながら初めて目にしたものでしたので、「こりゃ、いけない!」とおもって簡単に調べてみました・・・

おとひめ昆布は旧椴法華村(2004年(平成16年)12月に函館市に編入)の特産品で、真昆布の1年物の事を指すそうです。1年物なので通常の昆布に比べて身が薄く、水で戻したものを手で持てば、手が透けて見えるくらいの薄さだそうです。
その薄い昆布が海の中でおとひめ様の羽衣のように、ゆらゆらと舞っていることから、おとひめ昆布という名前になったそうです。

おとひめ昆布は出汁用の昆布ではなく(出汁がとれないわけではないみたいです。)、そのまま食べる為の昆布のようで、昆布巻きやおでんなどにして食べるのが一般的みたいです。

おでん好きの私は、おとひめ昆布をおでんにして食べたいと思っています。週末の小さな楽しみができました(笑)

食べてみた感想を次回にでも報告できればと思っています。ですが、私が母の機嫌を損ねた場合、作ってくれない可能性もありますので、その点だけご了承ください(笑)。

地元の人間なのに、地元のことで知らないことがたくさんあるということに気付かされる機会が、最近特に多いです…これもお恥ずかしい話ですが…
しかし、若い頃と違うのが、そういったものに対して、「地元の人間としてそれ知らないのは恥ずかしいことだ!」とか、「おとひめ昆布の名前の由来って何だろう?」といった意識や感覚、前向きな疑問などを持てるようになってきました。

1つ1つが勉強です。それを知っていて損をすることより得をすることの方が絶対多いはず。そんなことを思いながら、物事に対して貪欲に、適度にがっついていこうと最近は思っています。

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